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バナー制作の相場はいくら?費用を抑えるコツと失敗しない発注先の選び方
バナー制作の費用は、依頼する内容や発注先、制作内容によって大きく異なります。そのため、見積もりを取得しても「高いのか安いのか判断できない」と悩むケースは少なくありません。
また、費用を抑えたいと思っていても、価格だけで依頼先を選ぶと品質や対応面で後悔する可能性があります。
本記事では、バナー制作の相場や費用の内訳、費用を抑えるコツを解説します。
【制作内容別】バナー制作の費用相場

バナー制作費は制作内容によって異なりますが、一般的には「何をどこまで依頼するか」で大きく変わる傾向があります。
| 制作内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 静止画バナー(デザインのみ) | 5,000〜30,000円程度 |
| 構成案+静止画バナーデザイン | 20,000〜50,000円程度 |
| 動画バナー・アニメーションバナー | 7,000〜200,000円程度 |
| 静止画バナーのリサイズ | 3,000〜10,000円程度 |
| 動画バナーのリサイズ | 15,000〜50,000円程度 |
| 既存バナーの改修(修正) | 5,000〜10,000円程度 |
| 制作元データ(Photoshop・Illustrator等)の納品 | デザイン費の30〜50%程度 |
金額に幅があるのは、依頼先の体制によって価格帯が分かれるためです。次の項目から、制作内容ごとの内訳を詳しく見ていきます。
静止画バナー(デザインのみ)
原稿や画像素材を発注側で用意し、デザインのみを依頼する場合の相場は1点5,000〜30,000円程度です。
価格帯は依頼先によって大きく分かれます。クラウドソーシングや個人のデザイナーへ依頼する場合は3,000〜10,000円程度、制作会社へ依頼する場合は10,000〜30,000円程度が中心で、1点20,000円前後を基本料金として設定している会社が多く見られます。
なお、以前はサイズごとに料金を細かく分ける方式が一般的でしたが、現在は「静止画バナー1点=定額」として提示する制作会社が増えています。バナー全体の制作工数のうち、訴求内容の整理やレイアウト設計が占める割合が大きく、サイズの違いだけでは工数が大きく変わらないためです。
初稿の提出までは、素材と要件がそろっている状態で3営業日程度が目安です。
構成案+静止画バナーデザイン
構成案の作成から依頼する場合の相場は、1点20,000〜50,000円程度です。
デザインのみを依頼する場合と比べて、10,000〜20,000円程度が上乗せされるイメージです。
構成案とは、バナーに掲載する情報の優先順位やキャッチコピーの配置、レイアウトの方向性をあらかじめ設計する工程を指します。パワーポイントやワイヤーフレームの形で提出されることが多く、デザイン着手前に社内で内容を確認できる点が特徴です。
構成案を挟むことで、初稿提出後に「訴求内容そのものを変えたい」といった大きな手戻りが発生しにくくなります。一方で、構成案の作成とデザイン制作でそれぞれ3営業日程度、合計1週間以上の日数を見込む必要があります。
社内にバナーの構成を検討できる担当者がいない場合や、複数人での確認が必要な場合は、構成案を含めて依頼するほうが結果的にスムーズです。
動画バナー・アニメーションバナー
動きのあるバナーは、静止画バナーより工数が増えるため費用も高くなります。「GIFアニメーションバ」「HTML5」「MP4などの映像形式」など、表現方法によって相場が大きく異なる点に注意が必要です。
静止画をつなぎ合わせるGIFアニメーションは比較的安価ですが、映像として制作する動画バナーは比較的高めになるのが一般的です。
動画バナーの費用は、以下の条件によって変動します。
- 動画の秒数
- 動画の形式(パラパラ漫画、スライドショー、アニメーション、実写など)
- カット数
- BGMやナレーションの有無
- 有料素材やイラストの描き起こしの有無
撮影が必要な場合は、上記に加えて撮影費やレタッチ費が別途発生することもあり、内容によっては個別見積もりとなるケースが一般的です。
バナーのリサイズ
既存バナーのデザインをもとにサイズを変更するリサイズは、静止画で1点3,000〜10,000円程度、動画で15,000〜50,000円程度が目安です。配色や書体、写真、キャッチコピーを流用できるため、デザインから依頼する新規バナー制作よりも費用を抑えられます。
ただし、リサイズは画像全体をそのまま拡大・縮小する単純な作業ではありません。横長から縦長へ変更する場合や、小さいサイズへ展開する場合は、文字や画像の再配置、情報量の調整が必要です。
元の編集データがない場合や、訴求内容・写真・配色まで変更する場合は、リサイズ料金だけで対応できない可能性があります。見積もりを確認する際は、元データの有無と変更範囲を事前に確認することが重要です。
【依頼先別】バナー制作の費用相場
同じバナー制作でも、制作会社とフリーランスでは料金体系や対応範囲が異なります。依頼先ごとの相場を確認し、見積もりを比較する際の基準を整理しましょう。
制作会社に依頼した場合
制作会社へバナー制作を依頼する場合は、静止画1枚あたり10,000〜30,000円程度が相場です。費用は依頼範囲によって変わります。
- 素材や原稿を発注側で準備する場合:10,000〜20,000円
- 構成作成や素材選定、画像加工まで含む場合:20,000〜50,000円
制作会社は、デザイナーのほかに営業やディレクター、バックオフィスなど複数の人員が案件に関わることがあります。進行管理や品質確認にかかる費用も制作料金へ反映されるため、相場が高くなりやすいのが特徴です。
フリーランスに依頼した場合
フリーランスにバナー制作を依頼する場合、静止画1枚あたりの相場は3,000〜10,000円程度です。原稿や画像素材、サイズ、デザインの方向性が決まっていれば、3,000〜6,000円前後に収まるケースもあります。
フリーランスへの依頼は、制作者本人と直接やり取りするケースが一般的です。関わる人員が少なく、組織運営にかかる間接費も抑えやすいため、比較的低価格で依頼できる傾向があります。ただし、実績や専門性が高いフリーランスへ依頼する場合は、制作会社と同程度の料金が設定されるケースもあるため、事前の確認が必要です。
依頼時には、過去の制作実績や修正回数、対応範囲を把握しておきましょう。稼働状況や納期に加え、本人が対応できなくなった際の連絡方法や代替対応の有無もあらかじめ確認しておくと、発注後の行き違いを防げます。
バナー制作の相場より費用を抑えるコツ

バナー制作費は、発注前の準備や依頼条件を見直すことで抑えられる場合があります。ここでは、制作物の品質を落とさずに費用を抑える方法を紹介します。
バナーの目的や要件を整理してから依頼する
バナー制作の費用を抑えるには、依頼前に目的や要件を整理することが重要です。制作の方向性が固まっていれば、認識違いによる修正や追加作業を減らせます。
目的や要件が曖昧なまま制作を始めると、初稿の確認後に訴求内容やレイアウトなど大きな変更が必要になる可能性があります。作業範囲が広がれば、追加費用や納期の延長にもつながりかねません。
依頼前には、以下の項目を整理しておくとスムーズです。
- バナー制作の目的
- ターゲット
- 掲載媒体
- サイズ
- 訴求内容
- 制作点数
- 素材の有無
- 希望納期
社内の確認者や最終決裁者も決めておくと、複数の修正指示が出る状況を防げます。
要件整理は、制作単価を直接下げる方法ではありません。しかし、手戻りを減らし、当初の見積もりから費用が増えるリスクを抑えるための大切な準備です。
素材やテキストを事前に準備する
素材やテキストを提供すると、素材選定やコピー作成の依頼を減らせるため、追加費用を抑えやすくなります。
発注前には、以下のような素材をあらかじめ用意しておきましょう。
- 商品やサービスの写真
- ロゴデータ
- 掲載する原稿
- キャッチコピー
- ボタンの文言
- ブランドガイド
- 掲載媒体の仕様
キャッチコピーの作成を依頼すると、制作料金とは別にコピーライティング費が発生する場合があります。商品撮影や有料素材の使用にも別途費用がかかるため、自社で用意できるものは先にそろえておくと、見積もり総額を抑えやすくなります。
素材を準備する際は、使用権やサイズ、掲載内容に間違いがないかを確認してから共有しましょう。
余裕を持った納期で依頼する
バナー制作の費用を抑えるには、公開日まで余裕を持って依頼することが重要です。当日や翌日などの短納期では、時間外や休日の対応が必要になる場合があり、その分の費用が追加されることがあります。
静止画バナー1枚で素材と要件がそろっている場合、初稿までは1〜3営業日程度が一般的な納期とされています。しかし、実際には社内確認や修正、最終確認の時間も必要です。
公開希望日の1週間以上前を目安に相談し、制作点数や確認者が多い場合は、さらに余裕を持った日数で依頼しましょう。
価格だけで発注先を選ばない
バナー制作の費用を抑えるために、見積金額だけで発注先を選ぶのは避けましょう。基本料金が安くても、修正やリサイズ、素材選定などが別料金であれば、最終的な支払額が増えてしまいます。
見積もりを比較する際は、以下の項目を確認しましょう。
- 無料で対応できる修正回数
- 構成案の作成が含まれるか
- 素材選定やコピー作成の有無
- リサイズや改修の追加料金
- 納品データの形式と制作元データの扱い
- 制作案の数
- 短納期に対する追加料金
修正が重なると、追加料金が発生する場合があります。料金体系は、1回ごとの定額制や作業時間に応じた加算など、依頼先によって異なります。修正の範囲が拡大すると、修正ではなく新規制作に近い費用が必要になる場合もあるため注意が必要です。
発注先は、制作単価ではなく、必要な作業と追加料金を含めた総額で比較しましょう。制作実績や得意分野、納期への対応も確認しておくと、費用対効果を高められます。
バナー制作の相場に差が出る理由

バナー制作の費用は、制作方法やデザインの複雑さ、依頼範囲によって変わります。見積もりの金額に差が生まれる主な要因を確認します。
バナーの制作内容によって工数が変わるため
バナー制作の制作費の差には、必要な工数の違いが関係しています。既存デザインの流用より新規制作、静止画よりアニメーションのほうが、工数と費用は増えやすくなります。
たとえば、新規の静止画バナーは5,000〜30,000円程度ですが、動画バナーは30,000〜200,000円程度が目安です。動きやシーンの設計が加わるため、同じ掲載枠向けでも価格に差が出ます。
費用に影響する主な項目は、以下のとおりです。
- 新規制作か、既存デザインの流用か
- 静止画か、アニメーション(動画)か
- デザイン案を何案作るか
- 新規制作とリサイズをそれぞれ何点作るか
新規制作やアニメーションなど、工数が増える条件を確認することで、提示された費用の妥当性を判断しやすくなります。
依頼範囲によって費用が変わるため
バナー制作の費用は、デザイン以外の作業をどこまで依頼するかによって変わります。原稿や素材を発注側で用意する場合より、構成作成やコピーライティング、素材選定、画像加工まで任せる場合のほうが高くなります。
具体的には、以下のような作業が費用に影響を与えます。
- 情報の優先順位や配置を決める構成作成
- キャッチコピーや補足文を作るコピーライティング
- 写真やイラストを探す素材選定
- 写真の切り抜きや色調補正、合成などの画像加工
素材選定では、作業費に加えて有料素材の利用料が発生する場合があります。商品撮影まで依頼する場合は、撮影点数や撮影場所、レタッチの有無に応じて別途費用が発生するケースが一般的です。
同じ掲載枠向けのバナーでも、デザインだけを依頼する場合と、企画や素材準備までまとめて任せる場合では、見積もりが異なります。金額を比較する際は、構成、コピー、素材、画像加工のどこまでが料金に含まれているかを確認しましょう。
修正回数や対応範囲によって費用が変わるため
バナー制作の費用は、修正回数や対応範囲によっても差が出ます。軽微な修正を1〜3回程度まで基本料金に含む依頼先もありますが、回数を超えた場合や変更範囲が大きい場合は追加費用が発生します。
文言や色、位置の微調整であれば、軽微な修正として扱われることがあります。 ただし、無料対応の回数や範囲は事前に確認が必要です。写真やコピーの差し替え、構成の作り直し、デザインの大幅な変更などは工数が増えるため、追加料金の対象になりやすくなります。
依頼先によって制作体制が異なるため
依頼先の制作体制も、バナー制作の費用に影響します。制作会社はディレクターやデザイナーなど複数人で対応するケースが多く、フリーランスは制作者本人が一人で担当するケースが中心です。
制作会社では、複数人の人件費や組織運営費に加え、要件整理や進行管理、品質確認にかかる費用も制作料金へ反映されます。
フリーランスは、ヒアリングから制作、修正、納品までを一人で担当するケースが多いため、複数人分の人件費や組織運営費がかかりません。
見積もりを比較する際は、デザイン費だけでなく、要件整理や進行管理、品質確認の費用が含まれているかを確認しましょう。
バナー制作はどこに依頼する?制作会社・フリーランスを比較

制作会社とフリーランスのどちらへ依頼すべきかは、任せられる業務の範囲や制作体制、社内で対応できることによって異なります。ここでは、それぞれのメリット・デメリットと向いている企業を比較します。
制作会社に依頼するメリット・デメリット
制作会社への依頼は、複数の制作物でも品質をそろえやすく、要件整理や進行管理まで任せられる点がメリットです。複数人で制作する体制が整っているため、 担当者が不在になった場合でも別のスタッフへの引き継ぎが可能です。
一方、フリーランスより費用は高くなりやすく、バナー1枚のみの依頼では制作体制に対して割高になる場合もあります。営業担当者やディレクターを介する会社では、修正内容がデザイナーへ伝わるまでに時間がかかるケースも考えられます。
そのため、制作会社への依頼が向いているのは、以下のような企業です。
- 社内にデザインの知識がない企業
- 構成から相談したい企業
- 複数の制作物で品質を統一したい企業
- バナーを継続的に制作・改善していきたい企業
原稿や素材、デザインの方向性が決まっており、少数のバナーを低予算で依頼したい場合は、制作体制や対応範囲が自社の依頼内容に合っているかを確認しましょう。
フリーランスに依頼するメリット・デメリット
フリーランスへ依頼するメリットは、制作会社より費用を抑えやすい点です。要望や修正内容を制作者へ直接伝えられるほか、得意な業界やデザインに合う人材を選びやすく、バナー1枚などの小規模な案件にも柔軟に対応してもらえる場合があります。
一方、制作実績や対応品質、得意分野には個人差がある点に注意が必要です。複数の案件を抱えている場合は、大量発注や短納期に対応できない可能性もあります。
フリーランスは、素材や原稿を自社で用意でき、進行管理や品質確認も担える企業に向いている依頼先です。
バナー制作の依頼先に迷ったらthinc Agent(シンクエージェント)も選択肢

バナー制作の費用は、静止画か動画か、新規制作かリサイズか、構成案を含むかによって変わります。相場や安さだけで発注先を決めると、自社に必要なサポートを受けられない可能性があるため、制作量や社内体制も踏まえて検討することが重要です。
制作会社は、要件整理や進行管理、品質確認まで任せやすい依頼先です。フリーランスへの依頼は費用を抑えやすく、制作者と直接連携できます。どちらにも向き不向きがあるため、自社がどこまで対応できるかを整理したうえで選びましょう。
「制作会社へ依頼するほどではないものの、フリーランスへすべて任せることには不安がある」
「バナーやLPを継続的に制作したい」
「社内メンバーのように柔軟に連携できる人材がほしい」
上記のように考える企業は、「thinc Agent(シンクエージェント)」の利用も選択肢の一つです。
「thinc Agent(シンクエージェント)」では、豊富な制作実績を持ち、スキルとコミュニケーション力に優れたクリエイターをご紹介します。必要な時間だけ活用でき、インハウス人材のように継続して連携できる点が特徴です。
バナー制作の発注先選びに迷った場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。